デジタル化が進んでも、やっぱり紙の本には敵わないのでは、と
ずっと思っていた。
電子書籍も持ってはいるが、毎日使っていたのは最初だけで何となく使わなくなり、
かといって紙の本は読みかけが数十冊という有り様。
通勤は地下鉄2路線でおまけに一駅ずつ。
ちょっと考え事でもしてると職場に着いてしまう。
なんとかしたいなぁ…と思っていると、
SNSで2ヶ月無料キャンペーンを知り、インストールしてみた。
結論は、試してよかった!のひとことに尽きる。
中近東からはじまる、独りのヒトが歩き始めるまでの物語り。
どこに着地するのだろう?と、ずっと思いながらどんどん読み進めた。
これほど朝の通勤時間が楽しみだったことはない…。
でもひとつだけ残念、というか紙の本のほうが良いと思うのは、
本の装丁をじっくり見ることが出来るということ。
好きな装丁、ずっと覚えている装丁など、それも含めてその作品だから。
今度、書店へ行った時にじっくり見てみよう。